★実際に比べてみた。★
CX12のリードプレート
CX12のリードプレート
CX12のGOLDとBlackを吹き比べてみたら、全然音が違うので、どうしてかなぁ〜と思って 中味を比べてみた。GOLDの方のリードプレートの厚さは、1.3mm、Blackは、1.05mmだった。 樹脂製のカバー自体を変えてもあまり変化がなかったので、やはりリードプレートの厚さが 原因のようだ。

以前、クロマチックハーモニカ-リペアの達人T氏に聞いた事があるのだが、「厚いプレートと薄いリードプレート につけたリードでは、厚いプレートにつけたリードの方が安定する。」と言われ納得した。 現在、発売されているHOHERのクロマチックハーモニカの中で、リードプレートが、1.3mmなのは、CX-12(GOLD)の他には、TOOTSハードボッパー(真鍮+銀メッキ1.3mm)、マイスタークラス(真鍮+銀メッキ1.3mm-現在発売中止)、シルバーコンチェルト(真鍮+銀メッキ1.3mm)などがある。また、以前のCX-12(gold)も、銀メッキのリードプレートだったが、今は真鍮のリードプレートになっている。 銀メッキをすると、音にどのくらい影響があるのかどうかは、定かではないが、 1991年にSuperクロモニカ270のクロームメッキリードプレートが限定販売されていて、その時の紹介には、 「もともと学生の方々の、より耐久性のある楽器をということで、開発されたものですが、リードが丈夫で吹きごたえがあるとご好評頂いております。また音の立ち上がりも良いということです。クロームメッキをしてありますので、色褪せることもなく、高級な感じがします。」とある。